先生との相談ヒント集

SLEは全身の臓器に症状があらわれることのある疾患です。
今ある症状に加え、それ以外の臓器のことについても、先生に相談してみてはいかがでしょうか。
どのように質問したら良いか迷ってしまう場合などに、現在のご自身の状況を質問する方法、
長期的な向き合い方を質問する方法の例をお示ししています。

あなた専用の相談ヒント集を作成します。
STEP1~2の項目にチェックをしてください。

STEP1

SLEに関して今まで先生に相談したことが
ある臓器(身体の部位)や症状を
チェックしましょう​

だるさ
白内障(カメラのレンズの働きをする水晶体が濁る)、緑内障(眼圧の上昇などが視神経にダメージを与える)、角結膜炎(かくけつまくえん)(‘黒目’や‘白目’の部分の炎症)、網膜病変(もうまくびょうへん)(眼の奥にある光や色を感じる膜に異常が生じる)
皮疹(赤い斑点やアザ等)、脱毛、光線過敏症(紫外線にあたると肌が荒れる)、レイノー現象(ストレスや寒さで手が白くなる)、口内炎
動脈硬化、心筋梗塞(しんきんこうそく)​、心膜炎・胸膜炎(心臓や肺を包む膜の炎症)
ループス腎炎(腎臓の炎症)、むくみ、腎不全(腎臓が機能が低下し、老廃物を排泄する機能が落ちている状態)
頭痛、気分が落ちる、しびれ、動かしづらさなど
貧血、白血球減少、血小板減少
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、骨壊死(こつえし)(骨への血流が妨げられることで、骨の一部が死んでしまうこと)
関節炎、関節痛
参考:田中良哉:薬局66: 28-33,2015、住田孝之(編): EXPERT膠原病・リウマチ(改訂第3版). 2013 ; 364